ベーゴマの魅力とは

ベーゴマはただ回して弾くだけの遊びではありません。

まずはベーゴマに紐を巻きつけて、床の上で回すことがむずかしく、それができるようになるまで時間がかかります。だからこそ、自力で回した時の感動がたまりません!

投げ入れテクニック

一人でベーゴマを回せるようになり、勝負ができるようになると、勝ちたくなります。
そのためには回すテクニックが必要です。なるべくベーゴマを傾けて相手のベーゴマの下に潜り込めた方が相手を弾き飛ばすことが出来ます。しかし傾けすぎてもベーゴマが床に擦れてしまい、すぐに止まってしまいます。そのギリギリの傾き加減が腕の見せ所です。

奥深い加工

勝負で勝つにはもう1つ「加工」が必要です。ベーゴマの裏面を鉄ヤスリを使って削り出し、先端を尖らせます。摩擦を軽減させてより長く回す工夫をしたり、あえて中心をずらしてより弾くコマに変化させたりと、強いコマを作りだします。

光り輝くデコレーション

次にベーゴマはデコレーションをすることで光り輝く宝物になります。色とりどりのベーゴマがベーゴマケースに収められていると、それはもう宝石箱です。

世代を超えた遊び

ベーゴマは古くから続く、日本の伝統的な遊びです。
戦前、戦後にたくさんの子供たちに親しまれ、60代以上の方々は子供の頃にベーゴマで夢中になって遊んでいた方がたくさんいます。

息子と家の近くの公園でベーゴマをして遊んでいると、60代〜80代の方々が自然と集まってきて、「なつかしーねー」「ちょっとやらしてもらっていい?」と、声をかけていただきます。最初はニコニコしているのですが、いざベーゴマを巻き終えて床に向き合うと真剣な眼差しになり、勝負が始まります。
60年ぶりにベーゴマを回す人もいます。ですが子供の時にのめり込んだベーゴマは忘れていません。7歳と70歳の真剣勝負です。勝負の度に一気一憂して喜び、悔しがります。

ここまで世代を超え、本気で勝負できる遊びはそうはないと思います。

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