ベーゴマ加工は勝つためだけじゃない?

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大会に加工は必須!
「川口市」や「花やしき」では大きな大会が年に何回も行われます。
そな中で定番なルールが、予選は「リキ勝負」、決勝トーナメントに上がると「弾き勝負」です。

リキ勝負・・・長く回っているか、相手のコマを弾いて床から出せば勝ち
弾き勝負・・・相手を弾いて、床から出せば勝ち

参加者はまず予選突破を目指し、なるべく長く回る「リキゴマ」を鉄ヤスリを使って削り出します。
(リキゴマは特に決まりはあいませんが、だいたい2分30秒以上回るコマのことをいいます。中には4分以上回るコマができることも。)

リキゴマ作りは難しいけれど。。。
「リキゴマ」は回る先端、軸(重さの中心)を探し出す加工をします。
これが難しい!

早い時は15分ぐらいで完成することもあるのですが、
何時間削っても軸が取れず迷走してしまい、ベーゴマがどんどん削れてヒラペったく軽いコマになることも。

先日大会に出場した息子は、削っても削っても軸がなかなか取れず
最終的にベーゴマの重さが32グラム(通常36~38グラム)と超軽量になり、一回戦で弾かれて負けました。

ベーゴマの加工は奥が深く、大雑把な性格なわたしはどちらかというと苦手です。。。

でもたまに集中して削るとすごいリキゴマができたりして、一気一憂し、
その時の感動が忘れられなく、またベーゴマを削ります。

ベーゴマで子供の成長を感じる
ベーゴマ加工は大人よりも子供の方が早くマスターしているように思います。
子供の遊びにかける集中力のなせる技なのかな?

ベーゴマ大会などで多くの顔なじみの親子を見かけますが、日に日に親よりも子供が実力をつけて
親を超える子供の姿を目の当たりにします。
親にとっては子供の成長が嬉しい分、相当悔しい想いもあり、その親子のやりとりもまた面白い!
また、子供が大人に加工を教えるやりとりも、ベーゴマの世界では日常的です。

ベーゴマの加工をしたり勝負することで、
世代を超えたコミュニケーションの場が広がっています。

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