だれでもカンタンに、ラメがキラキラするデコレーションベーゴマを作る方法をご紹介
ベーゴマのデコレーションは主に色を塗ったり、デコパーツのせてからコーティング材でベーゴマ表面をおおってキズが付きにくいようにします。
コーティング材にラメをいれて仕上げる手法はとても人気です!
ラメを使うメリットは、
・回すとキラキラしてキレイ
・色塗りが大雑把でも良い感じに仕上がる
ラメを入れたデコレーションベーゴマ例
【静止時】
【回転時】
でも、ワークショップでラメを使ってもらうのは大人が付き添い管理できたとしても、色々問題点があります。
各画材のデメリットをまとめました。
ラメマニキュアを使うと…
・においがキツイ
・たくさんドバーっと、付けすぎてしまうおそれがある
・乾燥しないとレジンが完全に硬化しないため全体的に時間がかかってしまう
ラメパウダーを使うと…
・あちこちがキラキラの粉が散らかる
・接着用にトップコートやレジンを先に塗る必要がある
スパンコールを使うと…
・あちこちにスパンコールを散らかしてしまう
・接着用にトップコートやレジンを先に塗る必要がある
グリッターグルー(糊)を使うと…
・乾燥にかなり時間がかかる
・乾燥しないとレジンが完全に硬化しないため全体的に時間がかかってしまう
ネイルジェルを使うと…
・においが少しキツイ
・手についたらエタノールを使わないとベタついて取れない
・あちこちにこぼしたりしやすい
・比較的高価
以上のように、多数の人が集まる狭い場所(特に室内)では、
子どもにラメを使わせるのは何かしらの問題がでます。
また、においの元はやはり化学物質であるため、指が被れたり喉が痛くなったりすることも、特に化学物質に過敏な人や乳幼児もいる場所では、特に扱いに気を付ける必要があります。
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以上のことをふまえて、あみ出した方法がこれです。
「UVレジン液とシルバーのラメパウダーを混ぜたものをふた付き遮光容器に入れる」です!!
【この方法をとった理由】
1.UVレジン液のボトルに直接ラメを入れると混ざらない
2.混ぜてからボトルに戻してもラメだけ沈む
3.乗せる直前に混ぜると気泡が増える
4.ふたがない容器でその場で混ぜるとにおいが上がりホコリがはいる
5.あらかじめ作り置きすることで気泡が抜けやすくなる
【コーティング方法】
ヘラで乗せてのばし、爪楊枝とターボライターで気泡を抜く
【ラメの色】
子ども達のデコレーションの色を極力邪魔することのないラメカラーは無色のシルバー。
【遮光容器】
ジェルネイルの空き容器をエタノールで綺麗に拭き取って再利用。
ジェルネイル用の遮光容器のみでもネットで安く販売されています。
(UVレジンは紫外線で硬化するため、完璧な遮光性のある容器でないと、固まってしまうので注意が必要)
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ベーゴマにお絵描きしたい方は、アクリル絵の具などでイラストを描いて、最後にラメUVレジンでコーティングすることもおすすめです。アクリルは匂いも害もないので、子どもにはとっても安全です。
ただ、あまり大人数でやると絵の具の使用が若干ややこしいことと、絵の具の価格がちょっと高めなこと、乾燥に少し時間が必要なことがデメリットです。
時間をかけて少人数グループなら、アクリル絵の具はおすすめです。
この記事はベーゴマ仲間のマキさんが子供達のためにカンタンなキラキラベーゴマを作るにはどうすればいいのか実証実験を繰り返したのちに、まとめた内容を編集させていただいたものです。